いよいよ後半です。
利用する際、最低限知らなければいけない4つのポイント。
【準備編】
- 1.ふるさと納税の仕組みと流れを理解する
- 2.寄付額の上限を確認する
- 【実践編】
- 3.寄附を行うポータルサイトを選択する
- 4.寄附額の還付・控除方法を理解する
それでは、「キホンのキ:4つのポイント」について、順を追って説明しますね。
【準備編】
1.ふるさと納税の仕組みと流れ
どんな流れになるの?
※以下の5ステップが基本の流れです
- 1. 寄附する自治体を選ぶ (後述するポータルサイトをご活用ください)
- 2. 寄附金を支払う (大半の自治体がクレジットカードOKです)
- 3. 返礼品が届く (別送で受領証明書も届きます)
- 4. 確定申告又はワンストップ特例を申請 (ここ重要!詳細は後述します)
- 5 税金の還付を受ける(どのように還付されるかを学んでおくと、翌年確認できます)
どれくらい難しい(簡単)なの?
※ 寄附と返礼品選定は、楽天市場で買い物するのとほぼ同じ感じです。ネットで買い物できる方でしたら、簡単に行えます。
※ 楽天市場での買い物と違う点は主に以下2点。(この2つが肝なので、詳細は後述します。)
- 1. 寄附できる上限額の把握が必要
- 2. 寄附後、税金還付の為の書類提出が必要。
どこで学べるの
※ 以下、お勧めのふるさと納税専門ページを紹介します。
https://www.furusato-tax.jp/about.html (ふるさとチョイスページ)
https://goo.gl/9MTspd (総務省ページ)
学ぶのにどれくらい時間が必要なの?
※ 個人差はありますが、上述リンク先での詳細説明を30分程度読めば、ふるさと納税を始めるのに充分な基礎知識は身につきます。
2.寄付額上限の確認
どうして上限額を知る必要があるの?
※ ふるさと納税のミソは、貴方が毎年支払う住民税等の一部を、寄附という形で他の市町村に納税できること。つまり、ふるさと納税をやってもやらなくても、納税支出は殆ど変らない点。なので、返礼品を希望するふるさと納税は、やった人だけ得をする制度なのです。
※ 但し、上限の枠内でふるさと納税をするのが重要です。上限を超えた寄附もできますが、超えた分は税金還付のない、純粋な寄附になってしまいます。(涙)
どうやって上限額を知ることができるの?
※ 添付ページ内にあるシミュレーターで、上限額が算出できます。
→https://www.furusato-tax.jp/example.html (ふるさとチョイスページ)
※ また、添付ページ内にある「年収 x 家族構成」のマトリックス早見表をご覧頂ければ、貴方の大よその上限額が一目でわかり、大変便利です。
https://goo.gl/P9NHrA (総務省ページ)
【!ワンポイントアドバイス!】
※ 上限額早見表はあくまでも目安です。シミュレーターで上限額を算出した場合、かなり正確な金額がわかりますが、入力ミス等の可能性もゼロではありません。
※ シミュレーターでの算出金額と早見表での目安に大きな差がないことを確認後、シミュレーターでの数値をベースに寄付を行ってください。
※ 初年度は初めての経験ですので、シミュレーション金額の90%程度に抑えるのが確実だと思います。